スマートホーム化したい
その発端は家電を買うたびに増えていったリモコン群にAppleTVのリモコンが加わったことから始まる.ご存知の方もいると思うが,AppleはHome Kitというプラットフォームを公開している.これはいわゆるスマート家電と呼ばれるスマートフォンなどを介してネットワーク経由で操作できる家電を操作するためのプラットフォームだ.
代表的なのはPhilipsのスマート電球,hueだ.これはスマートフォンから電源のON・OFFのほか,明るさや色まで個別に操作できる.
スマート家電の導入
AppleTVがあるとAppleIDと紐づいて,外出先でも家の中のネットワークに接続されたスマート家電をスマートフォンから操作することができる.つまり,家を出てから電球を切り忘れたことを思い出してもわざわざ家に戻る必要がなくなるのだ.あるいは,仕事から帰ったら最寄駅に着いた時に暖房のスイッチを入れて部屋を暖かくしておくことも可能だ.
スマート家電の問題点
スマート家電のデメリットは何と言ってもその価格の高さだ.Wi-Fi対応機能がつくだけで同機能のモデルと数万円の差がつく.
また,スマート家電のプラットフォームによって対応している製品に差がある.主要なプラットフォームは以下の3つである.
- Alexa(Amazon)
- GoogleHome(Google)
- HomeKit(Apple)
スマートリモコン RM mini 3
スマートリモコンRM mini 3は上記のスマート家電プラットフォームに対応した学習リモコンだ.このデバイスは,一般的な赤外線リモコンの信号を学習し,アプリ上で学習した信号を割り当てたボタンを操作して信号を送信することを可能にする.
RM mini 3は並行輸入品で日本の技適を通っておらず,アプリも日本語だと使用できない制限がある.国内ではeRemote miniが同等の機能を持った製品として販売されている.
今回は家の中で使うだけだしスマートフォンの使用言語を英語で使っているため,値段が安いRM mini 3を使うことにした.
ともかく,これで既存のリモコン操作する家電をスマート家電化できるというわけだ.
スマート家電構成
今回のスマートホーム化にあたり我が家の家電を整理する.
赤外線リモコンで操作できる家電は5つ.(シーリングはスマートホーム化に合わせて買い換えた)
これらの家電のリモコン信号をRM mini3に学習させ,ネットワーク経由で操作する.
また,今回はただアプリ上で操作するだけではあまり脳がないのでSiriによって家電を操作できるようにするところまでを目指す.
そのため,ラズパイを使ってhomebridgeというツールを動かし,HomeアプリやSIriとの連携させる.
今回はここまで
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