今回は FSLogix をインストールする方法を紹介します。
FSLogix ダウンロードとインストール
WVD 用の Windows 10 など、ユーザープロファイルコンテナー機能を実行したいコンピューター上で、以下の URL から FSLogix をダウンロードします。ダウンロードしたら zip ファイルを解凍します。
解凍したファイルの中で [x64/Release] 配下にある [FSLogixAppsSetup.exe] を実行します。
[Microsoft FSLogix Apps Setup] ウィンドウで、ライセンス条項に同意して [Install] をクリックします。
インストールが完了したら [Close] をクリックします。
共有フォルダ設定
FSLogix の機能でユーザープロファイルコンテナーを保存するために、Windows Server などで共有設定をしておきます。
仮想マシンに適当なディスクをマウントしておきます。
エクスプローラーで右クリックして [プロパティ] をクリックします。
[共有] タブをクリックします。
[詳細な共有] をクリックします。
[このフォルダーを共有する] にチェックを入れ、共有名には他のコンピューターがアクセスしやすい名前を設定します。
[アクセス許可] をクリックします。
共有に対するアクセス許可を割り振ります。[追加] をクリックして、[Domain Users] に対するアクセス権を付与します。[変更] のアクセス許可を割り当てて [OK] をクリックします。
この共有にアクセスするためのネットワークパスを確認しておきます。
FSLogix クライアント側の設定
再び FSLogix をインストールしたコンピュータに戻り、[Registry Editor] を起動します。
最低限2つのレジストリを設定します。(HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FSLogix\Profiles)
レジストリ名 | タイプ | 値 |
Enabled | DWORD | 1 |
VHDLocations | MULTI_SZ | (共有ネットワークパス) |
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